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保育業界に転職したい人必見!業界基礎知識/市場規模・上位企業

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ぶっちゃけ保育園と幼稚園の違いとかもわからん…
こんにちはよねやん(yoneyan1985)です。
転職を考えたときに、子どもに関わりたいって考えている人がいたら、「保育士」という選択肢があるかもしれません。
ですが、ぶっちゃけ保育園と幼稚園の違いも言われてみたらわかってないかも…という方のために、保育業界の基礎知識をまとめました。
目次

保育園と幼稚園の違いとは?


一般的には保育園と言われてますが、公式には「保育所」と言われるっぽいですが、ぶっちゃけどっちでもOK。

さらに保育園と幼稚園の良いとこ取りの「認定こども園」というものも存在しています。

保育園と幼稚園の比較

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どれを利用するかは各家庭の状況や住んでいる場所によって変わるかと思います。

長時間を子どもを預ける必要があれば保育園、短時間でOKであれば幼稚園、といった感じでしょうか。

実際に私は共働きでは無いので、幼稚園に通わせています。

保育園についてもう少し掘り下げてみましょう。

認可と認可外

●認可保育所
定員は20人以上で、国から施設の広さ・職員数などのお墨付きをもらっており、さらに都道府県知事からも認められている保育所です。

認可されることで国の補助金(地域方保育給付)や保育士の研修制度が受けられます。

必然的に、認可をうけている保育所の方が施設への投資や保育士など従業員に対しての還元をしやすくなり、給与水準が高くなります。

公立は地方自治体が、私立は社会福祉法人・株式会社などがそれぞれ運営しています。

その他に地域型保育事業という制度が2015年からスタートしており、これまで認可外としてさまざまなニーズに対応していた保育所が、認可されやすくなりました。

公立は地方自治体が、私立は社会福祉法人・株式会社などがそれぞれ運営しています。

その他に地域型保育事業という制度が2015年からスタートしており、これまで認可外としてさまざまなニーズに対応していた保育所が、認可されやすくなりました。

●地域型保育事業

・小規模保育事業
→定員6〜19人以下。0〜2歳の子どもが対象。
・家庭的保育事業
→家庭的保育(保育ママ)一人につき3人の子どもが定員。
・事業所内保育事業
→定員は数人〜数十人程度の子どもが定員。事業所に従業員のための保育スペースがあればOK
・居宅訪問方型保育事業
→1対1の保育。障害・疾患などで個別のケアが必要な場合や、施設がなくってしまった地域などが対象。

●認可保育所一覧

・公立保育所
・私立保育所
・公設民営保育所
・事業所内保育事業所
・小規模保育事業所
・家庭定期保育事業所
・居宅訪問型保育事業所

認可外保育所
国・県から必要な敷地・職員数などの基準を満たしていない保育所のことです。その分保護者の細かなニーズに答えている施設も多数存在しています。

●認可外保育所一覧

・ベビーホテル
・企業内保育保育所
・病院内保育所
・一時預かり施設
・へき地保育所
・ベビーシッター

保育園で働くためにはどうすればいいのか?


保育士として最前線で働くためには、保育士の資格が必要です。

資格を取るためには、学校を卒業するか資格取得の試験に合格すればOKです。
詳しくはこちらをご覧ください。

保育士以外にも、資格のいらない保育補助、調理スタッフ、本部サポートスタッフなどさまざまな職種がありますので、無資格で保育業界に働きたかったら求人サイトなどで検索してみてください。

保育業界の市場規模は?

転職を考えているとしたら、その業界の市場規模を知ることはめちゃくちゃ重要です。

保育業界の市場規模についても見てみましょう。

●市場規模 →3兆3,500万/2018年時点
※引用事業承継総合センター

前年度より6%UPで、成長している市場です。

少子高齢化の問題から、保育対象となる児童数は2020年のピークに減少する傾向にありますが、保育に対するニーズは高まっており、まだまだチャンスが多い業界です。

 保育業界企業売上ランキング

1,株式会社ベネッセホールディングス
→4,394億
2,株式会社ベネッセスタイルケア
→1,169億
3,ビジョン株式会社
→1,047億
4,株式会社JPホールディングス
→292億
5,ライクキッズ株式会社
→202億
6,株式会社グローバルキッズ
→181億
7,株式会社アイグラン
→150億
8,アートチャイルドケア株式会社
→80億

大手は求人数も多いので、社名で求人サイトを検索してみてもいいですね!

これから新規参入してくる大手企業もあるかと思いますので、まだまだ期待できる業界です。

保育士の給料はどれくらい?

保育士は給料が低いってよく言われていますが、実際どうなんでしょうか?

保育士の給与相場

●保育士の平均給与
・平均月給→24万4500円
・平均賞与→70万600円
・平均年収→363万4600円
※厚生労働省HPより

また、年代によっても変わります。

●年代別給与相場
・20代→月収21万円 ボーナス 48万 年収 303万
・30代→月収24万円 ボーナス 77万 年収 371万
・40代→月収28万円 ボーナス 89万 年収 432万

普通の保育士であれば、公立も私立もさほど変わりありませんが、主任・施設長になれば給料に大きく差が出てきます。

●主任・施設長の給与相場
・主任  私立→422万 公立→561万
・施設長 私立→565万 公立→632万

また、働く場所や雇用形態によっても変わりますので、こちらも一度求人サイトなどを見てみるといいですね。

保育業界の課題

現状保育業では、「保育士の人材不足」と「待機児童問題」が大きな課題として未だ大きな改善がされていません。

人材不足と待機児童問題の原因

保育士は待遇が恵まれないことが多く、せっかく保育士の免許を取って働き始めても、すぐに離職してしまうことが多くあります。

その結果、毎年保育士免許が発行されているものの、現役で働いている保育士が増えていっておりません。

待遇が改善されない大きな原因としては、給料として還元される収入の多くが、国によって決められてしまっており、政策が変わらない限り収入を大きく増やせないからです。

●保育士の給与の仕組み

保育士の給与は、基本的には国の補助金と利用者から支払われる保育料で、ここから運営費が差し引いたものが源泉になっています。

民間と違い、売上が給与の源泉にならないことが、保育士の給与を上げるのが難しい原因です。

さらに、2019年10月から、認可保育園や幼稚園・認定こども園では、3~5歳児の幼児教育は無償化されているので、さらに源泉が減っています。

そんな中、「私立」でオリジナリティを持たせて収益の改善を図る企業の参入が始まっていますが、保護者の生活が豊かになっているわけではないので、なるべく安い「公立」に入る流れが変わらず、結果的に収入が固定の公立が人気になってしまいます。

その結果、保育士の離職に歯止めがかからず、保育園を増やすことができず、待機児童が増えていってしまっているのです。

待遇改善の打ち手

待遇改善のための打ち手として、国が保育士処遇改善等加算や、保育士等キャリアアップ研修などで国からの補助金が増えるようになっています。

まとめ

保育業界はまだまだ課題も多く、少子高齢化の流れもあり、長期的に見ると成長業界とは言いづらいです。

ですが、待機児童問題などまだ数年は需要が高い業界で、新規参入する企業もあります。

これから保育士を目指すのもありですが、どの企業・組織に所属するかで将来の明暗は大きく分かれそうなので、転職・就職活動の際はしっかりと企業研究を行いましょう。

●保育士の転職はコチラ
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この記事を書いた人

格闘技大好きマン。
プロレス→K-1→PRIDE⇨プロレス→RIZINと時代の波に翻弄されています。

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