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保育園の種類はこれだけ!私立・公立、認可・認可外で分類できる

保育園の種類
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こんな人におすすめ
・保育園での仕事にちょっと興味がある
・保育園と幼稚園の違いってなんや?
・認可と認可外ってなんだ?

こんなことをちょっとでも疑問に思ったことがある人におすすめです。

保育士としての転職を考えている人に、保育施設を選ぶ基準の一つにしてもらえればと思います。

結論
・保育園に結構種類がある
・私立・公立、認可・認可外の区分けでOK
目次

公立保育園と私立保育園/運営元の違い

保育園にはいくつかの種類が存在します。

めちゃくちゃ大雑把に分けると、「公立か私立」、そして「認可か認可外」で分けることができます。

公立は市区町村が運営しており、私立は民間法人(社会福祉法人、株式会社、NPO法人など)が運営しています。

公立保育園の特徴

・職員は公務員
・ベテラン保育士さんが多い
・均質化された保育
・働くためのハードルが高い

●公務員として働く

公立の保育施設で働いている人は、基本的に「公務員」となります。

そのため、公立の保育施設で保育士として働くためには、「公務員」になる必要があり、保育士の免許取得に加えて、公務員試験にも受かる必要があります。

公務員試験には年齢制限もあり、転職で公立の保育士は結構ハードルが高めです。

また、長期勤務する方も必然的に増えますので、働いている保育士さんはベテランの方も比率が高くなります。

●市区町村の管理・運営

運営・管轄が市区町村となりので、良くも悪くも個性を出しにくい、各自治体で統一された方針になり、均質化された保育施設になります。

自治体のコスト削減などの影響により、公立から私立に移行している保育園も増えています。

その結果、現在では全体の3割程が公立の保育施設になります。

私立保育園の特徴

・保育施設ごとに特徴を出せる
・働ける場所が多い

●運営元はさまざまな民間組織

社会福祉法人などの民間が運営しているので、自由な色・個性を出すことができます。

英語や運動に特化したり、リトミック、モンテッソーリ教育を取り入れるといったことも、経営者の方針次第になるため、公立ではしづらい差別化を図ることもできます。

保育施設の7割ほどが私立になり、業態も様々なので、働く場所の選択肢も多いです。

公立か私立かの選択/条件か自由度か

働く上で効率化私立かを選択する場合は、重要視するのが条件なのか自由度なのかによって変わります。

●給料・福利厚生面

こちらによると、一般の保育士として働いている時には大きなさ変わりませんが、昇進して主任になったりしてくると、公立と私立で差が出てきます。

公立は公務員なので、安定して定期的に昇給していくことが見込まれるので、生涯年収は高くなっていきます。

私立は経営元の方針次第になってしまいますが、一般的な企業とは違い、売上を大きく伸ばすこと難しい業界なため、安定感・長期的な収入で比較すると、公立に分があるといえそうです。

福利厚生に関しても、公立は地方公務員と同等の福利厚生を受けられます。

私立にも充実した福利厚生が用意されている所もあるので、事前にしっかり調べておきましょう。

公設民営園…公立が運営を民間に委託している施設のこと

認可と認可外/基準をクリアしてるかどうか

私立・公立以外の大きな違いは、認可と認可外です。

この違いはシンプルで、国が定めた基準をクリアしているかどうかになります。

認可保育園とは

国が定めた設置基準をすべてクリアしており、都道府県知事に認可された保育園を、認可保育園といいます。

認可されることで国から補助金も出るので、経営は安定しやすく、保育士の給料も安定しています。

認可されることでメリットもありますが、その分制約も強くなり、特徴を出しづらくなってくることもあります。

保育料も自由に設定することはできず、国が定める上限の範囲内で各自治体が設定しています。

認可保育施設の種類

様々な形態がありますが、大きく分けるとこのような種類があります。

■認可保育施設
・認可保育園
・地域型保育事業
・認定こども園
・公設民営保育園

●認可保育園

一般的に定員は20名以上とされるオーソドックスな保育園。

国からの補助金を受けられるので経営は安定しており、受け入れられる人数も多く、行事も比較的多いため、忙しく働けます。

●4つの地域型保育事業

認可基準を明確にすることで、これまで認可外だった保育サービスを認可対象にすることを狙っている制度です。

これにより大都市で問題となっている待機児童問題の解決を目指してます。

①小規認可模保育園

定員6~19名までで、0・1・2歳までの子ども受け入れる保育園で、都市部などで土地を確保するのが難しい場合に有効になる業態です。

②家庭的保育事業

家庭的保育(保育ママ)の居宅などを利用して、1人につき3人まであずかることができる業態です。

保育ママは保育士の資格が無くてもできますが、市町村が指定した研修修了が必要です。

③事業所内保育事業

企業が主に従業員のために設置している定員数人〜数十人の保育施設のことです。

④居宅訪問型保育事業

障害や疾患などで個別にケアが必要な場合に、保護者の自宅を訪問して1対1で保育を行います。

●認定こども園

認可保育園と幼稚園の機能を兼ね備えた保育施設のことで、0歳〜の子どもも預けることができる施設です。

幼稚園の機能があるため、保育士と幼稚園教諭がともに働いています。

※私の子どもも気づいたら認定子ども園に通っていました。ずっと幼稚園だと思っていましたが、勉強するまで「なんとなく赤ちゃんもいるな〜」くらいに思ってましたが、調べてこれが認定こども園か!ってなりました。

 

認可外保育施設/私立のみ

国が定める基準を満たしていない・申請していない保育施設のことです。

国からの補助金などはないものの、認可施設と比べて制約が少なく、自由に保育料や教育方針などが決められるので、施設の特徴を出しやすくなります。

認可されるための基準は満たしていませんが、保育施設を運営するための基準はしっかりクリアしているのでご安心ください。

●認可外施設例/託児所

効き馴染みがある託児所は、認可外保育施設全般のことを指すケースもあります。

託児所例
・事業型保育施設…企業や病院内に設置されている保育施設
・ベビーホテル…夜8時以降の保育、宿泊を伴う保育、利用児童のうち8割が一時保育、これらのいずれかに該当する保育施設

そのほかにベビーシッター、保育ママなどもあります。

幼稚園との違い/年齢と時間

違い

子どもを預ける場所として、幼稚園が真っ先に浮かぶ人もいるかと思います。

保育園との違いはいくつかありますが、わかりやすい違いは、預ける子どもの年齢と時間です。

●保育園と幼稚園の違い

保育園 幼稚園
子ども年齢 0歳〜小学校入学まで 3歳〜小学校入学まで
預ける時間 8時間以上 4時間以上
働いている人 保育士 幼稚園教諭

 

自分が働きたい場所を確認

指針

保育士になりたい!って動機が生まれたら、自分が働きたい場所がどんな事業形態なのか調べてみましょう。

選ぶ場所によって条件も異なりますので、通勤可能エリアに目当ての施設があるのかも必ず確認しましょう。

●求人サイト・転職エージェント

indeed・タウンワークといった総合求人サイトもいいですが、保育士専門の求人サイトも必ずチェックしておきましょう。

保育士の採用難易度は高く、募集する側としては、保育士専門サイト・人材紹介へ依頼をしつつ、総合求人サイトにも掲載をしているケースが多です。

最近ではInstagramにも求人を出しているケースがあるのでそちらもチェックしてみましょう。

保育士求人サイト ジョブメドレー
保育士人材紹介サイト 保育バランス
保育士のなり方に関する記事はコチラからどうぞ!

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この記事を書いた人

格闘技大好きマン。
プロレス→K-1→PRIDE⇨プロレス→RIZINと時代の波に翻弄されています。

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