・どの業種に行くか迷っている
・人材業界にちょっと興味あり
こんなことを考えている方におすすめの記事です。
ぼくは求人広告の営業13年目で、ぶっちゃけもうそろそろ辞めたいです笑
ですが、社会人デビュー&営業デビューが求人広告で良かったと思ってます。
その理由は
・営業のイロハが一通りわかるようになった
・色んな業界のリアルな情報を知れた
ぼくは新卒で求人広告営業として働き始めたけど、鳴かず飛ばずの時期もあり、サボりにサボりまくっていたお荷物社員でした…
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やる気も営業センスまるでナシ。
同期がどんどん売れて出征していくのを横目に、頑張っても結果が出なかったり、ミスを連発したり、やる気が無くなってひたすらにサボったりしていました。
そんなぼくでも、それなりに結果を残せて、なんなら後輩の営業同行までできるようになりました。
営業として必要な新規開拓力・目標管理力、なによりセルフコントロールなどの力がつき、ぶっちゃけ今募集中の営業職ならどこでも活躍できる自信があります。
営業が好き!とはまた別の話ですが、求人広告営業としてある程度活躍できれば、どこでも成果を出せると思います。
そして求人広告営業はかなり早く成長できるので、未経験で始める方にはおすすめです。
ここで営業の酸いも甘いも経験すれば、その後のキャリアに必ず活きてきます。
そんな魅力的な求人広告営業が、未経験におすすな理由を3つ程ご紹介させていただきます。
人材業界の代表的な3つの業態
前提として人材業界の代表的な3つの業態について軽く解説します。
人材紹介・人材派遣は「人材」を商品としており、人材を企業に提供することが売上になります。
対して求人広告は「採用プラン・広告」が商品になり、人材を直接企業に提供することではない点が大きく異なります。
この違いを踏まえて、求人広告営業が未経験におすすめな理由について解説してきます。
求人広告が営業未経験におすすめな3つの理由
そんな人材業界の中でも、求人広告は以下の3つの理由で営業未経験の方にもおすすめです。
①早く結果が出やすい
②営業としての成長スピードが早い
③転職しやすい
早く結果が出やすい
営業職は売上を作ることが仕事です。
転職したはいいものの、売上を作れない期間が長いと結構しんどいです。
求人広告の営業は、実は成約難易度が比較的低く、結果が出るまでの期間が短くなりやすいです。
その理由について解説します。
求人広告は成約難易度が低め
人材紹介・人材派遣は難しい?
同じ人材業界でも、人材紹介・人材派遣は目に見える人材が商品になります。
しかし、一回の成約単価が高くなりやすいです。
単価が高くなると、担当者の予算をオーバーすることが多く、階層が高い役員や経営者との商談が
必要になってきます。
また、派遣などを必要としている企業は、比較的大きな工場などが多く、大量の人材を必要としてるため、同業他社との競争も非常に激しくなります。
このような理由から、売れれば単価が大きいですが、成約につながるまでの期間が長くなったり、成功体験の回数が少なくなってしまいます。
求人広告の場合
対して、求人広告は広告枠やプランを売ることになります。
単価はピンキリで、安いものは数万円のものもあります。
そうなると、予算限られてる人事担当者でも発注することができるようになるので、受注確度が高くなります。
また、大手メディアの看板を使えことも成約につながりやすい一因です。
見ず知らずの会社の広告よりも、リクルートのタウンワークやindeedって言えば安心してもらうことが多いです。
とくにテレビCMの影響は大きく、CMやってるだけで謎の安心感を与えることができます。
こういったことからも、求人広告は未経験でも早く成功体験を積むことができます。
営業としての成長スピードが早い
営業としての成長は、どれだけ色んな経験を積んできたか?に集約されます。
売りやすいことによる成功体験はもちろん。以下のようなことからも、結果的に成長スピードが早くなります。
①幅広い製品、顧客
「人材」という法人であればほぼ抱える課題を取り扱っており、いわば日本全国の法人が顧客になり得ます。
さらに、商材にラインナップも幅広いため、幅広い顧客にたくさんのトライアンドエラーを繰り返せます。
つまり、成功体験も失敗体験も数をこなせるということです。
営業としての成長は、経験の数が物を言います。
求人広告営業は商品のサイクルも早く、多くの顧客と接点を持ちながらたくさんの経験を積むことができます。
②経営層と関わることができる
人材についての商談は、経営層とすることも非常に多くなります。
普段接することが少ない経営層の考えに触れることで、多くの刺激を受けたり、価値観を大きく変えるきっかけになることもあります。
また、経営者から直接入社を口説かれたりすることもあり、思わぬメリットを享受することができます。
③職域が広がりやすい
営業は売ってナンボの世界なので、売れてくると様々な役割を任されます。
最初は後輩の面倒の指導から始まり、小さなチームリーダー、マネージャーとステップUPしていきます。
リーダーまでは比較的早く昇進することが多く、そこまで年数をかけずにチームマネジメント経験まで積むことができます。
④研修制度が充実している
自社での研修制度が充実しているケースもありますが、代理店を多く抱える大手メディアが主宰する研修などにも参加できます。
広告運営元としては、より多くの広告主を集めたいので、代理店が売れてくれるとは大歓迎です。
そうなると、代理店の営業力UPをすることも重要な仕事になるので、研修や最新の営業ノウハウなどを代理店に提供してくれます。
ぼくはリクルートの代理店で営業をしていますが、さすがリクルートといった研修やノウハウが日々提供されています。
転職しやすい
転職サイトを見てみると、営業職はカテゴリーの中で1番上になっていることが多いです。
実際に求人数も多く、転職のチャンスが多いと言えます。
また、営業職は、目に見える資格などもなく、未経験OKな場合も多いです。
大手転職サイトのリクナビNEXTには、さまざまなフラグがつくことがあり、「未経験歓迎」フラグもあります。
2021年10月時点での求人状況は以下の通りです。
●その内、未経験歓迎フラグついてるものは37%でした
ちなみに、営業職より求人数が多いITエンジニアは、求人数が10802件、その内未経験歓迎フラグがついている求人は、わずかに6%でした。
ぼくの会社の実情
結構営業職を募集していますが、ベテラン営業が入ってくることはほぼありません。
基本的に30歳以下で、コミュニケーションが普通にできる人がは転職してきており、営業経験よりも、配属先のチームに馴染めるかどうかが判断基準になっていそうです。
前職の経験・転職活動が活かせる
求人広告を作るときには、その業界のこと、転職者の気持ちを理解する必要があります。
そうなると、自分が所属していた業界のリアルな情報が使えたり、自分自身が転職者経験があるので、それも活かすこともできます。
中小よりも大手企業の方が採用されやすい
営業として利益を出せるようになるには、少し時間がかかるのが普通です。
中小企業だと、多くの赤字を生み出す社員を抱える体力がなく、どうしても採用数は少なくなります。
そして赤字期間をなるべく短くしたいから、できるだけ優秀(そう)な人に絞らざるを得なくなります。
だから体力のある大手であれば、採用基準はちょっと甘くなりがちなので、ねらい目ですね
求人広告営業のデメリット
いいことばっかり言ってもしょうがないので、悪いところも言っておきます。
綺麗事だけでは片付かなない厳しい現実もしっかり待っています。
離職率が高め
営業未経験者が営業の仕事を始めると、泥臭いことが山ほどあることに気づくでしょう。
とくに「広告」とついているので、華やかなイメージを持たれがちだけど、その広告が世の中に出ていく前で様々な工程をクリアしていく必要があります。
広告には広告主が必要で、まずはその広告主を見つけることから始まります。
1ヶ月間=実働20日間で、そんなにぽんぽんいい話が出るわけもなく、地道な営業活動が待っています。
離職につながる理由
①理想と現実のギャップに耐えられない
広告営業っていう華やかそうな理由だけで飛び込んできてしまうと、そのギャップにやられてしまうかもしれない。
または、「人材業界って人と会社を結びつける社会貢献につながる仕事ですよね!」ってキラキラした目で応募してくる人も、ギャップの餌食となるでしょう。
この業界にいるとよくわかるんだけど、かなりビジネスマインド高めです。
どういうことかというと、「お客さんの採用成功した!ヤッタ〜!」よりも、「売上目標達成した!ウッヒョー!」という方が圧倒的に多いです。
そして、なんというか体育会系のノリだったり、若手社員が多いので流行りのノリとか、初めてきた大学のサークルの延長って感じもあったりします。
そのノリについていければいいけど、合わない人はそれだけで疲れてしまうでしょう。
②人付き合いに疲れる
営業なのでしょうがないんだけど、お客さんと毎日のように話をして、先輩・上司とのミーティング、関係各所との調整…
そして定期的な飲み会…これが嫌な人には辛い職場になると思います。
③目標に追われる
営業であれば目標はつきものです。毎週・毎月・四半期・年間と、常に目標があり、達成しても達成しても終わりがありません。これを楽しいと感じられればいいですが、きついと感じ始めた瞬間、営業の仕事は一気に辛いものに変わります。
④顧客への成果がピンキリ/人を扱うので
商材が「モノ」ではなく「ヒト」になるので、顧客からの評価が一定である事はまずありません。広告であればそもそも応募がなければ成果にはつながりませんし、派遣や紹介などで人材を送ったとしても、その人材の評価が悪いこともざらにあります。
思った成果を顧客に感じてもらえなければ、そのフォローに追われることになります。
⑤商品のサイクルが早い
求人に限ったことではありませんが、広告という特性上商品のサイクルは早いです。
それこそ、僕が求人広告営業デビューしたときは、タウンワークが覇権をとっていましたが、スマホの普及よって一気にWebメディアが広がりました。
新聞広告→折込チラシ→有料雑誌→フリーペーパー→Web→スマホ→SNS・・・
これからも変化は続くでしょう。
⑥総合的に結構ハード
仕事はを追っかけ、毎日色んな人と会話をする。
仕事をすればするほど仕事が増えていくので、残業が増えていく。
休日も仕事のことを考え、場合によっては仕事をすることも。
特に経験が浅いうちは、どんどん知識と経験を積まないといけないので、物理的に時間をかけるしかなくなる。
総合的に結構ハードな仕事にはなるので、成長したい!って人にとってはいい職場ですが、なんとなくで始めちゃうと耐えきれなくなってしまうかもです。
営業として転職したいならまずはエージェント登録
ここまで読んで、求人広告業界に転職したくなったら、まずはエージェントに登録しましょう。
様々な自己分析ツールが揃っているので、まずは営業向きかどうかをチェックしたり、カウンセラーに直接相談することもありでしょう。
何よりカウセラー自身が人材業界に身を置いているので、リアルな声で転職情報を教えてくれるはずです。
エンージェント以外にも、転職サイトに登録しておけば転職に役立つ情報をキャッチできたり、企業から直接オファーをもらうこともできます。
転職サービスについてはたくさんありますが、とりあえすリクルートグループの求人サービスを抑えておけば大丈夫です。
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登録は無料なので、とりあえず登録しておきましょう。さまざまなオファーを受け取ることもできます
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まとめ
営業職として転職を考えているなら、まずは求人広告の営業を選択肢に加えることをおすすめします。
ですが、自分のキャリアプランを考え、「なぜ営業をしたいのか?営業をして何を得たいのか?」ということ明確になっていなければ、営業職はただただ辛い職業になるかもしれません。
営業は捉え方次第で見え方が180度変わる面白い職業です。ぜひ少しでも興味をもったら、行動につなげてみてください。
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