MENU
カテゴリー

生涯でどれくらいお金が必要か本気出して考えてみた/3億円オーバー

スポンサード
こんな人におすすめ
・貯金額がどれくらいあればいいかわからない
・これからどんなお金かかるかよくわからない
・将来に漠然とした不安がある
こんなことがわかる
・ある男性の一生にかかる金額のイメージ
・自分の今のお金事情が安心かどうか

ぼくは学生時代からパチンコパチスロにはまり、それは社会人なってからも続き、でもそれなりに働いて何となくギリギリ生活してました。

それから彼女ができ、結婚、、となったときに「結婚資金がねぇ…!」ということに気付きました。

そこからはもう大変で、結婚だけじゃなく新居・出産など、押し寄せるライフイベントにてんやわんやでした。

でも見栄っ張り精神が邪魔をして、「お金がない」ってことは口が裂けても言えず、人知れずキャッシングをしたりして食いつないでなんとかやってきました。

過去の自分にアドバイスするなら、「お金は計画的に」だ。社会人になってからすぐに人生計画を立てておけば、もっと余裕を持った違う人生を歩めたかも知れません…

この記事では比較的普通の男性の20〜90歳までの人生でかかるお金をまとめているので、参考にしてお金についてイメージしてみてください。

目次

どんな人のシミュレーションか?

◉こんな人をイメージ
・男性で、20歳から社会人
・30歳で結婚、子ども2人
・両家の両親の介護〜葬儀まで対応
・90歳で亡くなる

こんな感じで、計算しやすいように、少し極端な人生をイメージしています。

◉人生を3つにカテゴリー
・独身時代【10年】
…▶<20〜30歳、一人暮らし>

・家族時代【20年】
…▶<30〜50歳、マイホーム暮らし>

・夫婦時代【40年】
…▶<50〜90歳、マイホーム・老後暮らし>

さらにわかりやすいように、20〜90歳までの人生を大きく3つに分けてまとめています。

それぞれの段階で待ち構えているライフイベントはこんな感じです。

◉ライフイベント
独身時代【10年】

・社会人デビュー
・初めて軽自動車を買う
・結婚
家族時代【20年】
・マイホーム購入、引越し
・出産
・ファミリーカー購入
・子どもの教育
夫婦時代【40年】
・子ども結婚・出産(孫)
・普通車購入
・リフォーム
・親の介護・葬儀
・定年退職
・老後〜自分の介護・葬儀

どのくらいのお金が必要か?

さっそく結論からお伝えします。この数字はぼくが調べた各項目の平均的な数字で算出しています。

ずばり、社会人デビューしてから生涯かかる金額は

3億5422万2000円

となりました。どうでしょう?多く感じますか?控えめに言って絶望です。

こんな金額サラリーマンしてたら無理くない?

それでは人生のステージでどれくらいお金がかかるのか、その内訳を見て行きましょう。

独身時代の10年間にかかるお金

独身時代の一人暮らし生活の10年間でかかる金額の合計は2788万8000円でした。

独身男性の10年間の支出目安
・10年 2788万8000円
・1年   278万8800円
・1か月    23万2400円
よねや
よねや

手取りが23万2400円以上ないと、貯金・投資に資金を回したりすることは厳しそう…

ではこの数字の内訳もみていきましょう。

食費 /480万円/10年
48万円/年、4万円/月で計算しています。この計算だと、1日の食費が1333円以下になるので、毎日外食をしていればすぐにオーバーしてしまう金額です。

住居費/663万4,000円/10年
・家賃/540万円/10年、4万5000円/月
・光熱費/109万2000円/10年、9100円/月
・引越し/14万2,000円/1回(引越し代金/4万20000円+敷金礼金など/10万円)

家賃は地域によってめちゃめちゃ開きがあるの注意が必要です。特に東京はおかしいくらい家賃は高いです。さらに、入居タイミングによっては敷金・礼金がかかあることもあり、金額に差が出てきます。

通信費/171万6000円/10年
・スマホ/99万6000円/10年、8300円/月
・Wi-Fi /72万円/10年、6000円/月

三大キャリアのどれかで、ギガを気にせず使用するプランを使いながら、自宅ではWi-fiを使っている計算です。

衣料費/122万円/10年
・私服/70万円/10年、7万円/年
・仕事服/52万円、5万2000円/年

私服には下着なども含んでいます。そして意外とお金がかかるのが、スーツ・ワイシャツ・カバン・靴などです。

生命保険/174万円/10年
1万4500円/月で計算しています。社会人なりたての頃は、よくわからずにおすすめされる保険になんとなく入ってしまがちです。気づいたら毎月引き落とされています。

医療費/42万円/10年
3,500円/月で計算しています。若いころは健康に気を使いにくいですが、不摂生になりがちなので、思わぬ病気や怪我に見舞われるかも知れませんので、備えはしておきましょう。

その他/360万円
月3万円のそのほかの支出も考えなくてはいけません。髪を切る、コンタクトレンズ・眼鏡を買う、急な飲み会…お金を使うシーンは様々あるので、最低月3万円くらいは計算に入れておきましょう。

車/290万円/10年
・自動車(新車:軽自動車)購入/100万円/1回
・ガソリン/60万円/10年、5,000円/月
・車検/50万円/10年、10万円/2年に1回
・自動車税/20万円/10年、2万円/年
・自動車保険(車両含)/60万円/10年、6万/年

車を購入するかしないかで、支出は大きく変わります。車は購入価格よりも維持費の方が高くつくので、使用頻度を考えて本当に必要かどうかの見極めは必要です。

結婚/485万8000円
・結納式/22万7000円
・婚約指輪/35万7000円
・結婚式/362万3000円
・新婚旅行/65万1000円

このステージの一番のライフイベントの結婚。これがお金がかかるんですね〜。ご祝儀などである程度は返ってくるとは言え、自分で用意しないといけないのは結構なお金がかかります。

20代で手取り23万以上の仕事についてようやく少しずつ貯金や投資ができる想定です。収入を増やすことよりも、支出を見直す方がお金が貯まるスピードが速まるので、とにかく早めから支出を減らす努力をしましょう。

家族時代の20年間にかかるお金

子どもは2人で、幼稚園〜大学までの20歳まで面倒を見る想定です。

家族4人での生活20年間でかかる費用は、1億3075万8000円でした。

家族時代の20年間の支出目安
・20年 1億3075万8000円
・1年     653万7900円
・1か月        54万4825円
よねや
よねや

この時代は教育費がかなりの金額になるので、コツコツ資金を蓄えていく必要がありますね

食費/2088万円/20年
8万7000円/月で計算しています。1日あたり2900円で、一人あたり725円になります。たまに外食などするくらいで、なるべく自炊でやっていく結構カツカツな感じですね。

住居費/3380万4000円/20年
・住宅ローン返済/1920万円/20年、8万円/月
・光熱費/554万4000円/20年、2万3100円/月
・固定資産税/200万円/20年、10万円/年
・火災地震保険/40万円/20年
・住宅頭金/600万円
・引越し/4万2000円
・家具家電/61万8000円

4000万円のマイホームを購入した場合の金額です。頭金というまとまった資金が必要になりますし、新居に住む時に家具家電でも結構お金を使います。

通信費/638万4000円/20年
・スマホ(大人)/398万4000円/20年、8300円/月
・スマホ(子ども)/96万円/8年、5000円/月
・Wi-Fi /144万4000円、6000円/月

子どもには12歳からスマホ持たせる想定です。変わらず3大キャリアを継続的に使った場合の想定金額です。

衣料費/584万円/20年
・私服(大人)/280万円/20年、7万円/年×2人
・私服(子ども)/200万円/20年、5万円/年×2人
・仕事服/104万円/20年、5万2000円

生命保険/684万円/20年
・男 /384万円/20年、1万4500円/月
・女/336万円/20年、1万4000円/月

奥さんの生命保険も自分が支払う計算です。

出産/104万円
・52万円/1人×2人

車/580万円
・自動車(新車:ミニバン)購入/200万円
・ガソリン/120万円/20年、5000円/月
・車検/100万円/20年、10万円/2年に1回
・自動車税/40万円/20年、2万円/年
・自動車保険(車両含)/120万円/20年、6万円/年×20年

4人家族になると、効率を考えると高確率でミニバンになってしまいますね。それにしても維持している期間が長いほどお金かかります。

教育費 /1896万5000円×2人=3793万円
・幼稚園/76万2000円×2人=152万4000円
・小学校/576万円×2人=1152万円
・中学校/285万円×2人=570万円
・高校/219万円×2人=438万円
・大学(一人暮らし)/1480万6000円
→学費/292万円×2人=584万円
→生活準備金/39万1000円×2人=78万2000円
→仕送り/102万3,000円/×4年×2人=818万4000円

全て公立・私立でかかる金額の平均で計算しています。大学からは一人暮らしで、仕送りを毎月する場合の2人分の合計です。

医療費/504万円/20年
・50歳以下 7000円/月×12ヶ月×20年×2人
・30歳以下 3,500円/月×12ヶ月×20年×2人

その他/720万円/20年
・3万円/月×12ヶ月=36万円

家族4人暮らしで月3万円の自由に使えるお金は少ないかも知れませんんが、それでも20年間にすると結構な金額になります。

子どもにはかなりお金がかかることがわかりますね…。1ヶ月あたりで計算すると、なんと54万円以上になります。単純計算で、54万円×12ヶ月で、年収は608万円以上あってようやくギリギリって感じになります。子どもにどんな教育環境を用意するかで支出は大きく変わりますので、しっかり計画をしておきましょう。

夫婦時代の40年間にかかるお金

子どもが20歳で独り立ちし、いよいよ老後にさしかかる段階です。親のライフイベントなど、出費は非常に大きくなります。

この期間にかかる金額は1億9557万6000円でした。

夫婦時代の40年間の支出目安
・40年 1億9557万6000円
・1年     488万9400円
・1か月        40万7450円
よねや
よねや

この時代はいつまで収入があるかで生活はだいぶ変わりますね。この期間はかなり長く、家族にも色んな変化があるので、早めの備があるかないかはめちゃくちゃ大事です。

食費/3216万円/40年
月6万7000円で、1日あたり2233円になり、一人当たり1116円になるので、余裕があるとは言えない金額ですね。

住居費/2984万8000円
・ローン返済/1440万円/15年、8万円/月
・光熱費/844万8000円/40年、1万7600円/月
・固定資産/400万円/40年、10万円/年

・リフォーム/300万円

通信費/1084万8000円/40年
・スマホ/796万8000円、8,300円/月×2人分
・Wi-Fi /288万円、6000円/月

衣料費<612万円>/40年
・私服/560万円/40年、7万円/年×2人分
・仕事服/52万円/10年、年間5万2000円

生命保険/1608万円/40年
・男/936万円/40年、1万4500円/月
・女/672万円/40年、1万4000円/月

車/870万円
・自動車(新車:普通車)購入/300万円、150万円×2回
・ガソリン/180万円/30年、5000円/月
・車検/150万円/2年に1回、10万円/1回
・自動車税/60万円/30年、2万円/年
・自動車保険(車両含)/180万円/30年、6万円/年

医療費/768万円/40年
・50歳以上 8000円/月/1人

その他/2400万円/40年
・50000円/月/2人

親/3676万円/4人
・介護一時金/276万円、69万円/1人
・施設介護/2400万円/5年、10万円/月×4人
・一般葬儀/600万円、150万円/1人
・お墓(夫婦で一つ) /400万円、200万円/1夫婦

子ども/500万円/2人
・結婚祝い/400万円、200万円/1人
・出産祝い/100万円、50万円/1人

夫婦の介護〜お墓/1838万円/2人
・介護一時金/138万円、69万円/1人
・施設介護/1200万円/5年、10万円/月/2人
・一般葬儀/300万円、150万円/1人
・お墓(夫婦で一つ) /200万円

親の面倒をお金も含めてすべて引き受ける場合、かなりの額になります。実際は親自身の貯えなどもあるかと思いますので、費用は抑えられるかと思います。いずれにしても、この時代はいつ不測の事態が起きてもいいように資金に余裕を持たせておく必要があります。

削れる支出はどんどん削る

今回の想定では、節約できるポイントや使える手当などを一切想定せずに、とにかく何も考えずに流れに任せて生きた場合の想定です。

年収1000万などの優秀な方であれば大丈夫ですが、正直年収600万円クラスでもかなり厳しい金額です。

まずは考えられる支出のうち、インパクトが大きい数字を削っていきましょう。

生命保険・通信費を見直す

まずはここから見直してみましょう。何も考えずに一生プランを見直さなかった場合、
生命保険=2466万円、通信費=1894万8000円にもなります。

生命保険は本当に自分にあったプランになっているのか、格安SIMに変えれないのか?

早く削れば削れるほど、将来的に節約できる金額は大きくなります。

今ではお金に関するアドバイスがYouTubeにたくさんあるので、忙しい場合はまずはこの動画から見て勉強してましょう!

まとめ/まずは想像することから始める

今回の想定をもとに、自分の一生を想像してみましょう。

それぞれのライフプランがあるので、一生独身、子どもは3人、というように、全く同じ人生はありえませんがが、共通してお金の問題はつきまといます。

早く計画をするだけで、必要のない支出を見極め、その分を投資に回すこともできます。

いずれにしても早く行動を起こすことにデメリットは100%無いので、早速行動を起こしましょう。

お問い合わせいただければ、ぼくがこの記事で想定したシミュレーションシートも無料で差し上げますので、お気軽にお問い合わせください。

スポンサード
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

格闘技大好きマン。
プロレス→K-1→PRIDE⇨プロレス→RIZINと時代の波に翻弄されています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次