自己投資として「読書」はめちゃくちゃコスパがいい。
というわけで、おすすめの本と個人的に重要だと思ったポイントをまとめました。
気になった方はぜひ実際に購入して読んでみてください。
読書脳|樺沢紫苑 著
今回紹介するのは、精神科医の樺沢紫苑さん著『読書脳』です。
こんな人におすすめ
・読書はしてるけど、人生が変わってる実感がない
・たくさん読書したいから、賢い読み方を知りたい
・とにかく読書量が重要だと思ってる人
『読書脳』はこれまでの読書に対する考え方が180度変わる本です。
この本での個人的に重要なポイントが以下の3つです。
ポイント
①読書は大幅な「時短」になる
②とにかく「アウトプット」が必要
③ダーティ読書術
読む「だけ」では成長しない
私は昔から読書が好きで、学生時代は図書館で勉強したり、読書をする時間は比較的多かったと思います。
それは社会人になってからも続き、仕事で結果が出ない時などにフラッと本屋に立ち寄って、気になる本を買って読んでいました。
気になる本を読めば、確かに小手先の知識やスキルを覚えることができたので、短期的には役に立ったと思います。
ですが、現代ではそのようなことは、検索したりYouTubeなどで代替できるようになり、徐々に読書から離れてしまっていました。
しかし、読書からはそういった知識・情報以外に、自分のベースを引き上げてくれる「知恵」や「考え方」、視野を広げてくれる出会いも得ることができます。
ただし、それは読む「だけ」では得られません。
読書を自分の血肉に変えるには、この『読書脳』に書かれている読書の考え方・方法を実践する必要があると思います。
ポイント①読書は時短になる
「急がば回れ」
まさに読書を表している言葉だと思います。
読書自体は慣れていないと確かに時間がかかります。
ですが、その読書から得られた情報が、今の仕事を劇的に改善し、大幅な時短につながることもあります。
事例
『読書脳』の文中の事例です。
毎日朝の仕事始めは、「迷惑メールを手動で振り分ける」という事務員さんいました。
その事務員さんが、「gmailの使い方の本」を読むだけで、毎朝そこに割いていた時間を削ることに成功しました。
・毎朝1時間迷惑メールの振り分け=勤務240日間×1時間=240時間
・読書=3時間つまり、読書に3時間かけるだけで、240時間の削減に成功するのです。
日数にすると10日間です!
これだけで読書の時短の効果がいかにすごいかわかります。
ポイント②アウトプットしないと身につかない
読書自体はインプットです。
大量の本を読むことで、膨大なインプットをしていることになります。
ただし、大量にインプットしても、時間が経つと本の内容をすっかり忘れてしまい、行動に移すこともなく、結果的に人生が変わらないことはザラにあるはずです。
本の内容を自分の血肉に変えるためには、インプットと同時に、アウトプットが必須になります。
人の脳に定着させる効率的には方法は、「誰かに伝えること」というのは有名ですよね。
読書した後にアウトプットを必須で行うことにより、記憶に定着させることができます。
アウトプットの方法
・本の感想をSNSに書き込む
・レビューを書く
・誰かに内容を伝える
・本に書き込む・・・etc
ポイント③ダーティ読書術
せっかくお金を払って買った本なので、なるべく汚さないようにキレイにしておきたい気持ちはめちゃくちゃわかります。
ですが、その本から何かを得たいと思うなら、その本をどんどん汚していくべきです。
前項で、アウトプットが非常に大事であることを書きましたが、手っ取り早いアウトプットが、本に書き込むことです。
自分が気になった部分、大切だと感じた部分、疑問に感じた部分に、遠慮せずにマーカーで色付けしちゃいましょう。
学校の教科書や参考書のように、本にどんどん書き込むことで、効果的なアウトプットになり、記憶に定着されていきます。
『読書脳』本編には、もっと詳しく上記の内容が記載されていますので、気になった方はぜひ実際に購入してみてくさい。
具体的なアクションプラン
本にマーカー・折り目をつける
まず本を読むときは、マーカーやボールペンをもって読みましょう。
そして気になったところに間髪入れずに書きこんじゃいましょう。
全部読まない
これは私もすでにやっていましたが、本を1ページずつ丁寧に読み込まなくてOKということです。
ついついお金を払って買っていると、ヨミ飛ばしはもったいないような気がしてしまい、一言一句読みがちです。
ですが、本当に自分にとって大事な所は、本の後半にしか無いかもしれません。
それよりも、目次をサラッと眺めて、気になる箇所から読み進めた方が、記憶にも残りやすいですし、短い時間で行動の変化も起こりやすいです。
読み返す
読み終えた後の一週間くらいは、その本を読み返した方が圧倒的に記憶に定着します。
その時に、本に書き込みがあると、短い時間でも要点を抑えることができます。
スキマ時間で読む
毎日忙しい中ですが、必ずスキマ時間は存在します。
通勤時間、夜のスマホぽちぽち時間など、ちょっとした時間を読書に切り替えるだけでOK。
最近ではオーディオブックも充実しているので、耳から本を聞くのも効率的です。
私は結構前から「audiobook」というサービスを利用していますが、Amazonも「Audible (オーディブル)」というサービスを展開していますので、読むのはちょっと…という方はこちらを利用してみてはいかがでしょうか。
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