「レバレッジ」という言葉を聞いたことはありますか?
日本語で言い直すと、てこの原理のことです。
てこの原理とは、最小の力で最大の力を生み出すことです。
ここから派生して、仕事、ビジネスでもこの言葉が用いられるようになりました
この記事では、レバレッジを効かせた働き方について解説していきます。
楽して成果を出す
これにつきます。ビジネスは結果が全てですから、プロセスは省略できるならできるにこしたことはありません。
あなたの周りにはいつも早く帰ってるけど、売れてる営業マンや、人に仕事を押し付けてても、上司からの評価が高い人はいませんか?このような人はレバレッジを
効かせた仕事をしている可能性が大です。むかついたり批判している暇があればその人をよく観察して、真似できるところはどんどん取り入れていきましょう。
金融用語としてのレバレッジ
レバレッジで検索をすると、金融用語の方が検索結果が多いです。
詳細はぜひいろんなサイトを見て勉強してもらうとして、金融商品の取引の際のレバレッジとは低い元手で高い利益を狙いにいくことだとイメージしてください。
これも基本はてこの原理です。
仕事におけるレバレッジ
投資の考えを元にすると、まず自分の資源を考えます。人間の持ってる資源としては、健康な体と時間、お金や人脈などがあります。
これらの資源を使って、最大の成果を出すための工夫をしていく。
これが「レバレッジを効かせた仕事」です。
具体的なレバレッジ仕事術
それではいくつか具体的な仕事術を紹介します。
時間術
人間だれでも平等に与えられている資源が時間です。この時間の工夫は誰でもすぐにとりかかかれます。
例えば、60分かかる仕事を50分にする、といことはレバレッジは効いていません。レバレッジを効かせるということは、60分の仕事を10分に短縮するような劇的な改善のことです。
そのためにはすべきことは以下の通りです。
- 明確なゴールを設定する→どういうことが理想の状態なのか?期日はいつか?
- そのゴールと現時点の状態を棚卸し、達成するための期日から、逆算してスケジュールを考える
- ゴールまで到達するために必要なタスクを書き出す
- そのタスクを自分のスケジュールに落とし込む
ここまで考えると、今の自分のしているタスクやスケジュールを大幅に改善する必要が出てきます。ポイントは、最初から「これはできない」と思わないことです。
ゴールに向かうために影響が少ないタスクは、「やらない」か「なるべく減らしていく」選択をしましょう。
この時に、「人に任せる」「スキルをつける」など選択肢が出てくることがあり、ここで人間関係づくりや自分のスキルアップのために読書する時間を確保することが新たなタスクが生まれていきます。
これまで全て自分一人でやってきたことを、フローを作ることや教育することで人に任せることができれば、時間を生み出すことができます。
レバレッジを効かせた仕事術のイメージ
●自分一人でやる作業の場合
→毎日60分✖️30日=1,800分
●教育して協力者を作る場合
→教育 60分✖️5日=300分・・・▶︎1,500分自分の時間創出
このようにまさに急がば回れですね。
読書術
レバレッジをきかせるために、読書は必須です。ですが、ただ読むだけだと時間がかかり、内容も覚えていないなど効率的ではありません。
読書もレバレッジを効かせて最大の効果を得るためには
- 隅から隅まで全部読まない
- 目次を見て気になった所だけ読む。
- 気になるテーマの本を複数同時に読む
- ネットでも調べる
- 異なる情報源の相違点や共通点を考えながら読む。
- その内容をアプトップとする
このような本の読み方をすることで、脳に定着をさせ、スキルとして活用できるようになります。
まとめ
レバレッジを効かせるためには、さまざまなスキルが必要。まずはゴールを明確にして、そのゴールを達成するための最短距離を自分で考え、そのためには今時間をかけることを見極め、行動していくことが大切です。
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