さまざまな本から営業職で成果を出す方法を学んでいます。
今回は「勉強麻薬」という刺激的なタイトルの本を読みましたのて、その内容から営業職で成果を出すために重要だと思える点を抽出してまとめました!
最後まで読み進めれば、明日から営業職で結果を出すための行動に変化を起こせるはずです。
勉強麻薬概要
何とも刺激的なタイトルですが、著者は現役の塾講師でもあり、チャンネル登録者数18万人以上のYouTuberでもある『海外塾講師ヒラ』さんという方です。
2023年に初の書籍「勉強嫌いでもドハマりする勉強麻薬」出版。
書籍もいいですが、YouTubeもめちゃくちゃ刺激になるので、特に学生さんはYouTubeの方がいいかもですね。
本書のダイジェスト
個人的に読み取ったこの本の結論は、誰でも「勉強依存」の状態になれれば、人生を変えることができるできるということです。
勉強依存状態とは
アルコール依存症、ギャンブル依存症、SEX依存症…依存状態と聞くと、あまり良い印象じゃないですよね。
ただ、この依存状態が、「勉強」に起こったとしたら、それは人生にプラスでしかなさそうですよね。
勉強依存症状態とは、常に「勉強しなくては…!」という危機感を感じており、暇さえあれば勉強してしまう・せざるを得ない状態のことです。
この状態になれば無敵です。
依存になるサイクル
学生時代の勉強をする目的は、「良い点数を取って志望校に合格する」ことがほとんどです。
『結果を出さないと勉強する意味がない』位のマインドを持つと、結果が出るのが当たり前⇒そのために勉強するのは当たり前、というサイクルに必然的になり、勉強することが当然の行動になります。
これが勉強依存のサイクルです。
営業職で考える
この考え方を営業職に当てはめるとしたら、以下のようになります。
営業依存状態
・売上目標達成(結果を残す)しなかったら、会社をクビになり、路頭に迷う…位の危機感を持つ
・売上目標達成をするのは当たり前で、そのために営業として努力・工夫することが当たり前
営業依存状態になれば、仕事も充実し、ネガティブな考えが出てくるスキマもなくなります。
営業職の方であれば、最速で営業依存状態を目指しましょう。
勉強依存状態になる方法
それでは、この勉強依存状態になる方法についてみていきましょう。
勉強依存の4つの要素
勉強依存状態になるために必要な要素は、以下の4つです。
情熱
全ての土台となる最重要要素。持つ・保つ・燃やす・燃やし続けることが必要。
密着
文字通り、物理的に密着状態にする。
達成
やったった快感が、依存状態に近づける。
環境
人間は驚くほど環境に左右される。
この4つの要素を攻略することができれば、あなたを依存状態に持っていくことができます。
「情熱」を燃やし続ける方法
依存状態の全ての土台となるのが、「情熱」です。
その情熱を持ち、且つ燃やし続けるための方法がこちらになります。
毎日自問自答する
情熱が持てない、続かない人は、自問自答の習慣をつけましょう。
どんな自問自答をすれば良いかというと、「理想の自分」がイメージできるような自問自答を繰り返すと良いです。
理想の自分がイメージできれば、嫌でも現実の自分が見えてきます。
その理想と現実のギャップをポジティブに捉え、どうやったらそのギャップを埋めることができるかを考え続けるのです。
自問自答例
「なりたい自分の姿は?」→「じゃあ今の自分はどうだ?」→「なりたい自分に近づくために何をすればいいんだ?」
営業職に置き換える
理想の自分とは、ほとんどが売上目標を達成している姿になると思います。
まずは達成した自分をどこまで具体的に想像することができるか。
もし自分でイメージすることができなければ、表彰などされている他の営業の姿を自分に投影してみましょう。
その上で、目標到達のための売上額と、現在の売上額をギャップを把握し、今日すべきことを考えましょう。
営業職の自問自答例
- 1年後の仕事における目標は?
- それを達成したらどんないいことがある?
- その目標と現在はどれくらい差がある?
- その差を埋めるために何をすればいい?
「密着」状態にする方法
依存状態にするための2つ目の要素は密着です。
これは文字通り「密着」状態にすることで依存状態を作り出します。
物理的な密着
まずは物理的に密着にする状態についてです。
これはわかりやすく、単語帳や教科書、ノートを肌身離さず持っておくことです。
肌身離さず持っていくこくということは、持ち運びしやすい方がよく、できれば手のひらサイズに収まるものがいいでしょう。
触れる時間を倍にする
次に、密着できるための時間を確保することです。
1日を漫然と過ごしていると、あっという間に時間が過ぎ、勉強するに依存する時間が作れません。
また、忙しいと思っている人でも、「スキマ」時間をかき集めると、勉強する時間はたくさん作ることができます。
時間がないと思っている人は、スキマ時間にサッと単語帳を見るだけでも、合計するとかなりの時間単語帳を見ることができるはずです。
これらの密着の最高峰が「スマホ」です。
スマホは手の平サイズに収まる=持ち運びが便利で、スキマ時間にいつでも見ることができます。
スマホを同じようなことができれば、依存状態を作るのは簡単でしょう。
営業職に置き換える
営業職の場合の「密着」について考えてみたいと思います。
移動中は動画学習
まずは移動時間に関してはいつでも営業職に関する動画をみましょう。
営業職に関する動画はいくつかありますが、おすすめは下記に貼っておきますので、参考にしてみてください。
ビジネス書を持ち歩く
自分が気になる分野の本を常にカバンに入れておき、気分的に動画じゃない時は本をみましょう。
ただ本はかさばるので、電子書籍などでもOKです。
常にプロ営業職として過ごす
プロのスポーツ選手のように、自分が営業職のプロであるという意識を睡眠時間以外持つようにしましょう。
サラリーマン的な意識だと、定時以外の時間はついついオフの意識になってしまいます。
休日でも営業職の意識があると、思わぬアイデアが閃いたり、情報をキャッチすることができます。
達成で脳汁を出す
いわゆる達成感をたくさん得ることで、依存状態にできます。
勉強においては、
・単語を○個覚える
・テストで○点以上取る
このように目標達成回数をたくさん作ることが重要です。
営業職に置き換える
営業職は目標は明確なので、達成感を得やすいです。
ですが、大きすぎる目標の場合や達成不能な目標ばかり掲げてしまうと、成功体験の回数が減ってしまいます。
大きな目標を達成するためのなるべく小さな目標をたくさん設定し、たくさん達成していくことで、どんどん仕事にハマっていくはずです。
環境を整える
人は環境にめちゃくちゃ左右されてしまいます。
環境の要素としては以下の通りです。
環境の要素
・場所・・・図書館、カフェ、部屋など、自分が集中できる場所を見極める
・人間・・・先生、講師、友達、憧れる人など、かかる人間を見極める
・言葉・・・どんな言葉をもらうか、発信するかを見極める
これらの環境要素を考え、見極めましょう。
営業職に置き換える
営業職に置いても環境がめちゃくちゃ重要です。
場所
例えば、電話がけをするときは、自分一人だと怠けてしまいがちです。だからなるべくチームで集まってやるようにした方が、たくさん荷電できるものです。
人間
上司は選べないけど、尊敬できる先輩や上司を探して、積極的関わるようにましょう。お客さんからもたくさんの刺激をもらえるので、やっぱりたくさんお客さんと接触した方が成長できます。
言葉
先輩・上司からかけてもらう言葉、後輩・部下にかける言葉も気にしましょう。読書やYouTubeでも良い言葉を浴びるようにしましょう。
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